2011年 01月 01日
『コントラバスと尺八の音楽』 ~コントラバスと日本の楽器によるコラボレーション 第1回 ~ |
ライブのお知らせです。来年2011年から、ライブシリーズとして、《コントラバスと日本の楽器によるコラボレーション》という企画をやります。シリーズ第1回目は『コントラバスと尺八の音楽』と題して、尺八奏者の小林鈴勘さんと、ゲストに池澤龍作(打楽器)さんを迎えて、荻窪『velvet sun』でライブをやります。
『コントラバスと尺八の音楽』 ~コントラバスと日本の楽器によるコラボレーション 第1回 ~
2011年1月18日(火)
荻窪『velvet sun』
19:30open 20:00start ¥2500(with 1drink)
出演・東保光(contrabass、effects) 小林鈴勘(尺八、effects)
guest 池澤龍作(打楽器)
尺八の起源は紀元前二千年のエジプトまでさかのぼると言われてます。日本へは飛鳥時代には伝来していたらしく、九世紀末頃までは雅楽の楽器としても使用されていました。正倉院には六孔の古代尺八が残されています。
その後、薦僧が一節切を広め、江戸期には現在の尺八、普化宗の尺八が現れます。虚無僧は幕府から特権を与えられ普化宗は全盛を迎えます。「吹禅」といって尺八を吹くことが禅行であり、尺八は「法器」でした。
明治時代に普化宗が廃止されたあとは、三曲から、新日本音楽、新邦楽、現代邦楽の流れの中で、多孔尺八が現れました。その後、尺八は幅広いジャンルでポピュラリティを得て、三味線、箏とならんで和楽器の代表格となっています。
小林鈴勘さんは東京藝術大学で学び、古典音楽だけでなく、ジャズやその他幅広い分野で活躍する若手尺八奏者です。僕は彼ほどジャズの音楽とその精神を理解した尺八奏者を他に知りません。
彼と出会ったのは多分6~7年前でしょうか。彼が学生の時からずっと僕の音楽を手伝ったもらっていて、今年(2010年)の六重奏団、米沢公演の時にも大変お世話になりました。
以前ふたりでデュオのライブをやりましたが(2006年?)そのときはマイクなしのアコースティックでしたが、今回は、エフェクターやループサンプラーを使用して、音色や構造の多様性をさらに増やして、即興性の高い音楽を演奏する予定です。
ゲストの池澤龍作さんは、自由なアプローチが得意な素晴らしいドラマーです。今回はドラムセットではなく、銅鑼や磬、木魚や太鼓など日本の打楽器を中心に演奏していただきます。
現代の日本音楽、『コントラバスと尺八の音楽』、是非お越し下さい。
『コントラバスと尺八の音楽』 ~コントラバスと日本の楽器によるコラボレーション 第1回 ~
2011年1月18日(火)
荻窪『velvet sun』
19:30open 20:00start ¥2500(with 1drink)
出演・東保光(contrabass、effects) 小林鈴勘(尺八、effects)
guest 池澤龍作(打楽器)
尺八の起源は紀元前二千年のエジプトまでさかのぼると言われてます。日本へは飛鳥時代には伝来していたらしく、九世紀末頃までは雅楽の楽器としても使用されていました。正倉院には六孔の古代尺八が残されています。
その後、薦僧が一節切を広め、江戸期には現在の尺八、普化宗の尺八が現れます。虚無僧は幕府から特権を与えられ普化宗は全盛を迎えます。「吹禅」といって尺八を吹くことが禅行であり、尺八は「法器」でした。
明治時代に普化宗が廃止されたあとは、三曲から、新日本音楽、新邦楽、現代邦楽の流れの中で、多孔尺八が現れました。その後、尺八は幅広いジャンルでポピュラリティを得て、三味線、箏とならんで和楽器の代表格となっています。
小林鈴勘さんは東京藝術大学で学び、古典音楽だけでなく、ジャズやその他幅広い分野で活躍する若手尺八奏者です。僕は彼ほどジャズの音楽とその精神を理解した尺八奏者を他に知りません。
彼と出会ったのは多分6~7年前でしょうか。彼が学生の時からずっと僕の音楽を手伝ったもらっていて、今年(2010年)の六重奏団、米沢公演の時にも大変お世話になりました。
以前ふたりでデュオのライブをやりましたが(2006年?)そのときはマイクなしのアコースティックでしたが、今回は、エフェクターやループサンプラーを使用して、音色や構造の多様性をさらに増やして、即興性の高い音楽を演奏する予定です。
ゲストの池澤龍作さんは、自由なアプローチが得意な素晴らしいドラマーです。今回はドラムセットではなく、銅鑼や磬、木魚や太鼓など日本の打楽器を中心に演奏していただきます。
現代の日本音楽、『コントラバスと尺八の音楽』、是非お越し下さい。
by tohohikarunews
| 2011-01-01 01:01