2015年 06月 13日
古事変奏プロジェクト2015『塚舞 遊び〜しるし〜忘れないために』 |
9月6日(日) に代官山の「THE ROOM DAIKANYAMA①」で音楽とダンスのイベントをやります。
人形舞、コンテンポラリーダンス、白拍子・声明のパフォーマンスに、和楽器と西洋楽器の8人編成の楽器アンサンブルが演奏する舞台です。
古事変奏プロジェクトの公演は昨年秋以来2回目となります。今年も素晴らしい演奏家、パフォーマーの皆様に出演していただくことになりました。
楽団は、サックスに鈴木広志さん、フルートの太田朱美さん、篠笛・能管の山田路子さんの管楽器セクション。弦は二十五絃箏の喜羽美帆さん、私のコントラバス。打楽器は小林武史さんのパーカッション、福原千鶴さんの鼓、締太鼓、ヴィブラフォン・マリンバの影山朋子さんです。
パフォーマンスは人形舞の百鬼ゆめひなさんと、鈴木よう子さんと菅佐原真理さんのユニット〈おめえとおいら〉、声明・白拍子の桜井真樹子さん。以上総勢12名が出演します。
今年の古事変奏プロジェクト、テーマは「石積み」です。“日本の祈りにまつわる石積みの文化”をみつめて、そこにみられる精神性を舞台作品として象徴化し表現します。
作品のテーマの“石積み”に関しては3年くらい前に、石積みをテーマにした曲『cairns ⅰ〜ⅵ』を書いて演奏していましたが、昨年秋からあらためて集中的に日本の石積み文化について考えてきました。(この様子は『石積み』というブログにまとめてあります。http://isizumi.exblog.jp 最近は更新できず、残念ながら今回の作品テーマの中心部分は文章としてまだ触れられていませんが、。)
安易なイメージや感傷ではなく文化の本質的な部分を扱うために、テーマに関して慎重に考察し作品を作るプロセスを選択しました。
まだ準備の初歩段階ですが、とても面白い作品になると思います。
フライヤーは前回の古事変奏プロジェクト同様、高田茉依さんにお願いしました。前回は作品の写真を使わせて頂きましたが、今回はなんと公演用にあらためて作品をつくって頂きました。とてもステキなフライヤーが出来上がりました。
『塚舞 遊び〜しるし〜忘れないために』は多くの方に観ていただきたい作品です。
9月6日、古事変奏プロジェクト、よろしくお願いいたします。
ご予約はこちらから→https://coubic.com/kojihenso
(以下、詳細とフライヤー記載の紹介文です。)
古事変奏プロジェクト2015
『塚舞 遊び〜しるし〜忘れないために』
■9月6日(日)
■開場 16:30 ■開演 17:00
■会場
代官山 THE ROOM DAIKANYAMA ①
http://theroomdaikanyama.com
■料金 前日までの予約 3,500円
当日4,000円
(全席自由)
■ご予約 https://coubic.com/kojihenso
■出演 古事変奏集団
●演奏
東保光(コントラバス 、鉦、指揮)
鈴木広志(サックス、フルート)
太田朱美(フルート)
山田路子(篠笛、能管)
喜羽美帆 (二十五絃箏)
影山朋子(ヴィブラフォン、マリンバ)
福原千鶴(鼓 締太鼓)
小林武文(パーカッション)
●ゲストパフォーマー
飯田美千香〈百鬼ゆめひな〉(人形演舞)
おめえとおいら〈菅佐原真理 鈴木よう子〉(ダンス)
桜井真樹子(声明、白拍子、語り)
■演出/音楽(作曲・構成) 東保光
■人形制作 飯田美千香
■音響 高橋清志
■照明 坂本明浩
■映像記録 森孝介
■フライヤー美術 デザイン 高田茉依
■舞台制作 東保光
■主催 東保光
箏や篠笛、鼓など日本の楽器と、フルート、サックス、ヴィブラフォン、コントラバス、パーカッションなどの西洋楽器が織りなす音楽の響きと、人形演舞、声明、白拍子、コンテンポラリーダンスによる舞台『塚舞』は、日本の祈りと芸能の文化の歴史に現代の表現者が向き合う舞台作品です。
千年以上の時間をかけて育まれた日本の民衆の信仰文化、そこから生まれた豊かな音楽・芸能文化は日本の芸能の重要な源泉です。現代の表現者はその文化の本質を真に受け継ぐことができているのか、という問いから、昨年9月に音楽家の東保光が行った公演『日本の祈りとダンスの音楽イベント 古事変奏』。このプロジェクトの今年のテーマは「祈りにまつわる石積みの習俗」です。
石を積む行為とは、音を出す行為と同じくらい人間の最も原始的な表現行為です。それは音楽と同じように「祈り」の表現となり塚の文化へと発展しました。塚の文化は葬送と強く結びついてきました。日本の葬送にまつわる文化の歴史からは、自然と共に生きる人間の本来のありかたが見えてきます。それは人間にとっての「普遍」が何なのかを考えさせてくれます。死をみつめることは、すなわち生をみつめることです。命、魂のありかたと芸能表現にはどんな関係があるのでしょうか。『塚舞』はそのことについて考え、舞台表現としてその世界を象徴化します。
小林武文(パーカッション)
●ゲストパフォーマー
飯田美千香〈百鬼ゆめひな〉(人形演舞)
おめえとおいら〈菅佐原真理 鈴木よう子〉(ダンス)
桜井真樹子(声明、白拍子、語り)
■演出/音楽(作曲・構成) 東保光
■人形制作 飯田美千香
■音響 高橋清志
■照明 坂本明浩
■映像記録 森孝介
■フライヤー美術 デザイン 高田茉依
■舞台制作 東保光
■主催 東保光
箏や篠笛、鼓など日本の楽器と、フルート、サックス、ヴィブラフォン、コントラバス、パーカッションなどの西洋楽器が織りなす音楽の響きと、人形演舞、声明、白拍子、コンテンポラリーダンスによる舞台『塚舞』は、日本の祈りと芸能の文化の歴史に現代の表現者が向き合う舞台作品です。
千年以上の時間をかけて育まれた日本の民衆の信仰文化、そこから生まれた豊かな音楽・芸能文化は日本の芸能の重要な源泉です。現代の表現者はその文化の本質を真に受け継ぐことができているのか、という問いから、昨年9月に音楽家の東保光が行った公演『日本の祈りとダンスの音楽イベント 古事変奏』。このプロジェクトの今年のテーマは「祈りにまつわる石積みの習俗」です。
石を積む行為とは、音を出す行為と同じくらい人間の最も原始的な表現行為です。それは音楽と同じように「祈り」の表現となり塚の文化へと発展しました。塚の文化は葬送と強く結びついてきました。日本の葬送にまつわる文化の歴史からは、自然と共に生きる人間の本来のありかたが見えてきます。それは人間にとっての「普遍」が何なのかを考えさせてくれます。死をみつめることは、すなわち生をみつめることです。命、魂のありかたと芸能表現にはどんな関係があるのでしょうか。『塚舞』はそのことについて考え、舞台表現としてその世界を象徴化します。
by tohohikarunews
| 2015-06-13 02:30